黎明会R43の諸兄には毎日を如何がお過ごしですか。
米寿の峰登頂を成し遂げて、次の卒寿の声がチラリホラリと聞こえる処へ参りました。
還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿などの「寿峠」、齢を重ねて次々と通り過ぎ、卒寿・白寿を経巡れば、 「各回だより」に「黎明会R43の百歳」の実現もある？？あと11年である。

　訃報：浜屋潤吉君が５月28日冥府へ旅立たれました。冥福を祈ります。

今年秋の黎明会R43には、10月6日銀座東武ホテルに、浅見敬次郎・宇田川健二・増井洋・里川長生の４名が出席しました。
　今回は、誰からともなく、旧東京府立第三中学校時代の先輩諸兄の話になり、傑出した先輩として 「芥川龍之介・堀辰雄・立原道造」に話が及びました。
三人が師弟のような間柄であったのは周知のことですが、比較的に話題の少ない立原さんが、東京帝国大学三年間の在学中、 毎年、学年末に東京帝大建築科を作り上げた明治の名教授を記念する辰野金吾賞を、実に三度にわたって受賞しており、 詩人として優れた作家でありながら建築家としても並々ならぬ才能の所有者であったことなど。
　我々の同期にも故人となられましたが、神谷宏治君・平井栄一君はご両人とも建築家として素晴らしい業績を残した人士でした。

　次回には、旧師を語るなどの話題をご持参にご来駕ください。
次回期日：　平成30年３月６日（火）11時30分〜13時30分
参加集合：コートヤード・マリオット銀座東武ホテル1階ロビー
　　〒104-0061　東京都中央区銀座6−14−10 TEL03-3546−0111
　　交通：地下鉄（日比谷線・都営浅草線）東銀座駅A1又はA4出口より
　　　　　　　昭和通り新橋方面右側徒歩３分

里川　長生 (４３回)　記　　　 
　　 (淡交会報第79号より 転載)