> 2014年7月13日
校史関係

  三高教室  第175号
  両国高校卒業アルバム2014
  学友會誌 1947版(47回 小宮勤一)
淡交会関係

両国祭写真データ(52回 小島基男)
        目  次
この一年間の寄贈・購入新着資料………………………1
史実と資料について  戸張誠之助(54回)…………5
資料室委員になって   新資料室委員………………6
     第28号

編集・発行
 淡交会資料室委員会
   戸張誠之助(54回)
〒130-0022
東京都墨田区江東橋l-7-14
都立両国高校内
Tel & Fax 03-5600-123 1
この1年間の寄贈・購入新着資料
淡交会報 71号 平成25年12月15日           会報委員会委員長 宇田川勝明(63回)
  ・淡交会総会 講演 「われわれはどこから来たのか われわれは何者なのか
                一素粒子と宇宙からの回答−」  講演者 中村健藏氏(61回)
  ・淡交会新会長に寺澤捷年さん(60回)
  ・インタビューシリーズ 第20回松本清張賞受賞者 山口恵以子氏(74回)
  ・高一生への講演 「東京大空襲(3月10日)の体験談」 佐藤正昭氏(44回)
  ・都指定言語能力向上推進校関連講演会 「人類が来た道と今を生きる」
                講演者 関野吉晴氏(64回)
  ・両国祭展示 資料室委員会「文化勲章に輝く先輩五人展」
         環境委員会「エネルギーと環境問題を考える」
  ・淡交フィルハーモニー管弦楽団 第53回定期演奏会のご案内
  ・東京校歌祭に連続21回参加
  ・会員の著書紹介   「月下上海」 山口恵以子氏(74回)
             「なつ 樋口一葉 奇跡の日々」 領家高子氏(71回 前田貴子氏)
             「観光立国マーケティング発想のコツ」 石田順一氏(47回)
− 1 −

淡交会報 72号 平成26年 5月20日           会報委員会委員長 宇田川勝明(63回)
  ・淡交会新年会 講演 「秋田と私」女社長一代記  嶋田康子氏(61回)
  ・インタビューシリーズ 国際教育支援NGO re-Education」 代表 税所篤快氏(104回)
  ・淡交会員と高一生との交流会
  ・淡交会4委員会の活動
  ・「資源のない国」から「自然豊かな国へ」 環境委員会報告(その9)
  ・会員の著書紹介 「異聞・奥の細道〜芭蕉と曾良と俳句の芽〜」蓬麻庵氏(63回 奈良信行氏)
  ・「イギリス理想主義の展開と河合栄治郎」(行安 茂編)
  ・淡交フィルハーモニー管弦楽団 第54回定期演奏会[名曲を訪ねて〜U]のご案内
  ・平成25年度事業報告・決算報告(案)、平成26年度事業計画(案)・予算(案)


寄贈・購入図書
書     名         著者・編者
芥川賞物語           川口則弘
弦と響             小池昌代
和英語林集成          美國平文先生編譯
なつ 樋口一葉 奇跡の日々   領家高子
月下上海            山口恵以子
壮年茂吉            北杜夫
前へ!前へ!前へ!       税所篤快
 {最高の授業}を世界の果てまで届けよう
                税所篤快
イギリス理想主義の展開と河合栄治郎
                行安茂
異聞・奥の細道         蓖麻庵
芥川賞・直木賞150回全記録   文藝春秋

 『半村良作品集』五味道彦氏(62回)寄贈
書     名         出版社
妖星伝 一 鬼道の巻      講談社
妖星伝 二 外道の巻      講談社
妖星伝 三 神道の巻      講談社
妖星伝 四 黄金の巻      講談社
妖星伝 五 天道の巻      講談社
妖星伝 六 人道の巻      講談社
妖星伝 七 魔道の巻      講談社
闇の中の系図          角川書店
闇の中の黄金          角川書店


発行日        寄贈・購入
2012−1−17     淡交会購入
2011−7− 5     淡交会購入
2013−1       小野田マサ子(57回)
2013−4−12     著者(71回)
2013−6−25     小島基男(52回)
2012−5−15     淡交会購入
2011−4−23     宇田川勝昭(63回)

2013−6−15     宇田川勝昭(63回)

2014−1−30     戸張誠之助(54回)
2014−3−15     著者(63回)
2014−3− 1     淡交会購入


発行日        版
1975−2−12     一刷
1975−9− 4     一刷
1976−9−24     一刷
1977−9−28     一刷
1979−1−24     一刷
1980−4−17     一刷
1993−3− 2     一刷
1974−7−31     初版
1976−7−20     三刷


− 2 −

闇の中の系図
戦士の岬
獣人伝説
幻視街
新宿馬鹿物語
慶長太平記 一
闇の中の哄笑
闇の女王
となりの宇宙人
虚空王の秘宝 I
どぶろく
聖母伝説
魔女伝説
うわさ帖
ながめせしまに
女神伝説
魔境殺神事件
黄金の侏儒宮
寒河江伝説
八十八夜物語
続八十八夜物語
どさんこ大将 上・下
忘れ傘
岬一郎の抵抗 上・下
小説 浅草案内
夢あわせ
講談 碑夜十郎 上・下
雨物語
高層街
超常領域
黄金奉行 上・下
晴れた空 上・下
湯呑茶碗
鈴河岸物語
夢見族の冒険
かかし長屋
江戸群盗伝
たそがれ酒場

角川書店    1976−10−30
新潮社     1976− 6−20
実業の日本社  1977− 2−25
講談社     1977− 4−16
文藝春秋    1977−12−10
文藝春秋    1978− 1−30
角川書店    1978− 3−31
実業の日本社  1978− 5−25
徳間書店    1978− 5−25
徳間書店    1978− 7−10
新潮社     1978− 7−25
文藝春秋    1978− 7−25
中央公論社   1978− 8−10
毎日新聞社   1979− 4−25
徳間書店    1979− 6−30
集英社     1979− 9−25
新潮社     1981− 2−20
講談社     1981− 3−28
実業の日本社  1982− 1−30
集英社     1984− 5−20
集英社     1986−19−25
集英社     1984−10−25
集英社     1985− 8−25
毎日新聞社   1988− 2−29
新潮社     1988−19−20
文藝春秋    1989− 1−25
講談社     1989−12− 4
講談社     1990− 6−15
集英社     1990− 7−25
祥伝社     1990−12−20
祥伝社     1991− 3−30
集英社     1991− 7−25
扶桑社     1991− 9−27
祥伝社     1991−19−25
中央公論社   1992− 2−20
読売新聞社   1992−11− 2
文藝春秋    1993− 4−30
中央公論社   1994− 1−20


六刷

初版
一刷
四刷
一刷
初版
初版
初刷
初刷
六刷
四刷
初版

五刷
一刷

一刷
初版
一刷
一刷
一刷
一刷


一刷
一刷
一刷
一刷
初版
初版
一刷
初刷
初版
初版
一刷
一刷
初版


− 3 −

昭和悪女伝
飛雲城伝説 一〜三
葛飾物語
暗殺春秋
黄金の血脈
彷徨える黄金
黄金郷伝説
すべて辛抱 上・下
集英社     1994− 9−30
講談社     1995− 6−30他
中央公論社   1996− 2− 7
文藝春秋    1996−12−10
祥伝社     1997−12− 5
祥伝社     1998− 1−20
祥伝社     1998− 4−10
毎日新聞社   2001− 4−30


一刷
一刷
初版
一刷
初版
初版
初版


 また、小冊子、雑誌、週刊誌、CD等多数を次の方々からご寄贈いただいております。
藤井 明(40回)  石橋健一(47回)  小島基男(52回)  森元忠夫(60回)
斉藤正行(67回)
− 4 −

史実と資料について

資料室委員長 戸 張 誠之助(54回)


 元資料室室長岡田孝一氏(41回)が座長を務
めておられた「歴史教科書を読む会」に参加す
る機会を得て、歴史の世界に深く足を踏み入れ
るようになったのは、この会が発足間もない200
6年のことでした。当時世間では歴史教科書に対
する見直しの議論が喧しい状況にありました。
そのような背景の中で、何が問題なのか冷静に
考えてみようというのが、この会の主旨だった
ように思います。
 代表的な教科書3誌について、同じ歴史項目
が夫々どのように記述されているのか、私なり
に纏めて分析し報告した記憶が有ります。
 その後、歴史教科書に限らず歴史書全般を対
象とし、会員が選んだ図書を読み、読後感を披
露し相互批評をするという方向に変わって行き、
前資料室長田村光氏(48回)を座長に、名称も
歴史書を読む会「歴読会」になりました。現在
会員は39回生から63回生までの10人です。取上
げる図書は、会の誕生の経緯から近現代史に関
わる図書が中心となっています。1か月に1冊の
ペースで読んできましたので、8年間で読破した
図書はいつの間にか100冊に垂んとしています。
その範囲は、歴史書全般から伝記、歴史小説、
ノンフィクションに至るまで広範囲にわたって
います。
 この間、種々の図書を読んでいて、いつも疑
問に思っていることがありました。
「歴史的事実とは、何を以て確定されるのか」
ということです。通常、何らかの資料に基づい
て確定されるのでしょうが、その資料は全面的
に信用して良いのか。正史と云われる類のもの
は、時の政権によって編纂されたものであり、
資料の体裁はとっているものの、そのまま史実
として鵜呑みにできないことは誰でも知ってい
ることです。資料は書いた人の立場、思想信条
を知った上で評価しないと、史実としての客観
性を担保できません。自己の主張に都合のよい
部分は取上げ、不都合な部分は無視するからで
す。最悪の場合、嘘や捏造の資料も存在するこ
ともあります。更に、時の政治社会情勢や力関
係によって真実が歪められた資料が、いつの間
にか史実として定着してしまうことの怖ろしさ
は、枚挙に暇がありません。我々は、ともする
と一次資料、二次資料に限らず頭から真実を語
るものという先入観に惑わされてはいないだろ
うか、新しい資料によって定説が覆される例を
見ると、資料に関してはもっと懐疑的に捉える
べきではないかと思わざるを得ません。
 さてそれでは、我々は何を信じて歴史的事実
と考えれば良いのかと云うことになりますが、
畢竟、我々の持っている常識によって、資料の
適否を判断せざるを得ないのではないかと思い
ます。例えば、資料が書かれた時代背景や著者
と彼をとりまく人間関係は勿論のこと、時間や
場所、季節や天候など自然現象、諸々の科学的
根拠などからみて矛盾する点はないか等、成る
べく客観的な目で検証し、判断する必要が有る
と思うのです。
 我々はこうした「常識」を持って資料を見て
行かないと、100%完璧を期することは無理とし
ても、資料の真贋を見抜くことはできないので
はないか。歴史の真実を知るために懐疑的な目
を忘れず、悩ましい努力を続けていくしかない
のではないかと常々思っているのですが……。
− 5 −

資料室委員になって 新資料室委員
         宮島安世(60回)          松丸美佐子(60回)
 長年図書館業務にたずさわっていたが、今は
母の介護中である私に、寺澤会長からお声がか
かった。「いや、ちょっと見てもらうだけ」と、
押しの一手で、会長はクラスメートでありその
上私の主治医としてお世話になったこともあっ
て、無下にお断りできず資料室委員を、おひき
うけすることになった。卒業後、半世紀ぶりに、
昔の灰色のイメージのない校舎の校門をくぐり、
資料室の所在を中・高生にたずねたが、判らず
東館の外階段をのぼって、3階の部屋にやっとた
どり着いた委員会初日であった。ここには、卒
業生の著作と、関連資料が、廊下までびっしり
所蔵されている。これらの資料を通じて出会え
なかった同窓生の様々な生き方や、その時代の
歴史を知ることができるだろう。どのように分
類し配列したら、利用しやすくできるかを、検
討中である。
 今年104歳になる私の母は、自分の人生で一番
楽しかったのは、女学校時代だったと、自由で
のびのびした日々を話してくれたことがある。
時代と、校風の違いもあるが、私の暗い、緊張
の多かった両高生活とは、悔しいけど比較にな
らない。しかし、それもまた青春の思い出とな
り、クラス会は、途切れなく続いている。人と、
人が、理解しあい、人間と自然がうまく共存で
きる時代にしていくためにも、資料が少しでも
役立ち、資料室が楽しい発見の場として継続で
きたらと思う。
 初めて淡交会を訪れた時、印象に残ったのは、
ペンキのはげた鉄骨の外階段だった。これを3
階まで上らないと事務局には行けない。
 私は若いころ図書館学を学び、小さな図書資
料室の立ち上げに携わったことから、資料室委
員会に呼ばれ、この階段を上ることになった。
退職してから9年間、ウォーキングを日課とし
ていたおかげか、これまで楽に上れている。
 委員会では、次つぎと湧き出てくる書類に圧
倒されながら、消化不良を起こさぬよう、なん
とか取り組んでいる。

          新田 徹(63回)

 63期の宇田川さんが会報委員長をしている関
係で淡交会常任理事になって5年。同期の方の種々
の個人出版物を贈呈されました。たまたま63同
期会の開催と63期が幹事期となる総会の準備も
することになり、資料室にあるとおぼしき淡交
会員の方の様々な著作物を見たいと思った訳で
あります。
 三中、三高と言うと必ず挙げられるレジェン
ド文学者や学者や政治家の著作物ではない、い
わば普通の大多数の卒業生がどんな事を成し、
どんな想いを書き、あるいは書き残したのか、
に興味があります。 資料室のオープン化の流
れの中で、これらの事物へのアクセスの簡素化
のお手伝いが出来ればと思っております。

<現在の資料室委員会メンバー>
顧 問 岡田孝一(41回) 田村 光(48回) 伊東總吉(48回)
委員長 戸張誠之助(54回)
委 員 宮島安世(60回) 松丸美佐子(60回) 新田 徹(63回) 青木 弘(92回)
事務局 森元忠夫(60回) 室賀五郎(60回)

− 6 −