岡田孝一さん(41回) は 肺炎のため 14年12月18日に逝去されました。  (享年88歳)
ネットへの情報管理不足の為 遅れて第76号会報からの 転載版を 掲載   最終更新日:  2016/06/08   
岡田孝一さん (41回) を悼みつつ 「有志の会」の報告  ―  小嶋 昌夫 (40回)

  岡田孝一さんとは まだ占領下の昭和20年代半ばから ともに 東京都の下町の若い中等教員どうしとしての付き合いが 長くありましたが、特に後年、岡田さんの淡交会資料室委員長、「百年誌」編集委員長時代には 両国定時制・「桂友会」について 絶えず暖かいご配慮をいただきました。 さらに中高一貫校の中学校教科書採択が 高校とは異なり 東京都教育委員会の直接採択 とすることに異議を具申する運動を 旧職員・卒業生有志に呼びかけた「有志の会」活動 (会長飯田泰三・58回・当時法政大教授) には 事務局の一人として「東京府立中学」(ご著書) をも生かして 他校との運動交流に力を発揮、また、絶えず 淡交会活動との 関連にご配慮をいただいてきました。 岡田さんが体調を崩された時期、私も直立歩行困難となり、「有志の会」活動の連絡が 不十分のまま亡くなられてしまわれたこと 誠に申し訳なく思っております。 ご逝去を心から 御悼み申し上げます。
「有志の会」はこの間、運動体としてよりは 多様な会員の文化・思想・社会活動についての意見交流の場として 年2−3回、 懇談会を開いてきました。 10年を経た現在、登録会員40名 (旧職員など15、卒業生25名)、例会参加者10−15名で 参加者の高齢化も進み 会の今後を再検討する時期になっております。 私見としては会長飯田泰三さんが 島根県立大学から帰京され、 事務局長古澤宣慶さん (63回)が 今年度 淡交会新年会記念講演者となられたのを機縁に 岡田さんのご遺志を (自論を積極的に主張、 異論をじっくり聞いて自説を深める) を生かす場の一つとして 若い世代の会員を迎え 継続・発展が望めればと 念じております。
        連絡先 :  古澤 宜慶
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小嶋 昌夫 ( 40回 )       
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