「24年・淡交会 展示コーナー」 は   この部分をクリック  ( スマホ対応 )   登録日 : 2013/09/19  by HA   
日  時 : 2013年 9月14日 (土) 〜 15日 (日)
場  所 : 東京都立両国高校・付属中学校
主  催 : 両 国 祭 実 行 委 員 会

   今年も両国祭が開催されました。  たくさんの来訪者
 で賑わいました。  中学生・高校生の元気な演劇、音楽
 などの パフォーマンスや 多様な 展示が たくさん出展
 されていました。 
   在校生に加えて、同窓会 「淡交会」でも 「 文化勲章
 受章者5人展 」、また、「 エネルギーと環境問題を考え
 る 」 を展示し、これからの ライフスタイルを考える
 きっかけを提案しました。
[  正  門  か  ら  見  た  様  子  ]
[ 正 門 か ら 見 た 様 子 ]
[   入  場  門  の  案  内  看  板  ]
[ 入 場 門 の 案 内 看 板 ]
[  林  間  学  校  ]
[ 林 間 学 校 ]
[  生 物 部 ・ ス ラ イ ム 等  ]
[ 生 物 部 ・ ス ラ イ ム 等 ]
[  保 健 委 員 会「 飲 酒 と 健 康 」  ]
保健委員会 [ 飲酒と健康 ]
[ 中学生の英語ミュージカル ]
[ 中学生の英語ミュージカル ]
[  書  道  展  ]
[ 書 道 展 ]
[  淡  交  会  の  展  示  ]
[ 淡 交 会 の 展 示 ]
[ 環 境 と エ ネ ル ギ ー ・ 雨 水 利 用 ]
[ 環境とエネルギー・雨水利用 ]
[ 文 化 勲 章 受 章 者 5 人 展 ]
[ 文化勲章受章者5人展 ]
[ ラ ジ オ 放 送 の 取 材 を 受 け る ]
[ ラジオ放送の取材を受ける ]
[ 所 感 ]
若い熱気の中の「両国祭」に参加しました。
高校生、中学生が一生懸命準備してきた展示や芝居などのパフォーマンスが印象的でした。
その中で、保健委員会の「食と健康」問題には次の時代を真剣に考えていかなければ
ならないと教えられました。
  
 文 責 中瀬 勝義 (60回)           


資料室 委員会の 展示コーナーを 紹介!        ( XP - PC、 スマホ 対応 )  最終更新日:2013/09/26 by HK  

 9月14、15日の両国祭で、今年は 文化勲章を受章した五人の同窓生を取上げました。
当初目指したテーマ「受章者の若き日の姿」は、今や資料が乏しく思うに任せませんでしたが、
スタッフの懸命な収集努力によって かなりの資料を揃えることが出来たものと自負しています。
また、資料室や校長室で所蔵している 実物の作品を展示できたのも幸いでした。
受賞者の顔ぶれは生年順に、川端龍子(日本画)、久保田万太郎(小説・戯曲)、
山本丘人(日本画)、西川寧(書)、杉山寧(日本画)の五氏です。
因みに 五人もの文化勲章受章者を輩出している学校は 現在の高校基準で全国でも5本の指に入る
と聞いています。
興味深かったのは、五人共 下町生まれ又は下町育ち、五人中初めの三人が 中退又は転校者で
あったことです。 江戸時代から連綿と続く 伝統文化の中で育った環境や、特殊の才能が
進学校の枠に収まりきれなかったことを思わせる事実に 感慨を新たにしたことでした。

[  受賞者の若き日の姿に関心を寄せる  ]
[ 受賞者の若き日の姿に関心を寄せる ]


 当方の展示会場への来場者は 二日目台風の影響にも拘わらず、両日で480名に達しました。
来場者のアンケートによると、等しく「多彩な人材を 多数輩出したこと。芸術分野 特に美術に
優れた人材がいたこと」を挙げていますが、「理系など 学術分野がいない」という辛口の回答も
有りました。
  それでも、現役学生及び保護者に 偉大な同窓生の存在を知らしめると云う 本展示の主旨は
充分伝わったものと思います。

[  戸張委員の説明を受ける 大井校長と 郷前会長  ]
[ 戸張委員の説明を受ける 大井校長と 郷前会長 ]

関係者各位の 絶大なご協力、特に 資料室の 伊東さん(48回)、岩倉さん(61回)、
広報委員の 宇田川さん(63回)の お力添えには 心より感謝し、御礼申し上げます。


  
資料室委員 戸張 誠之助(54回)      

  文化勲章を受章して皇居での記念撮影(受賞年代順)
[  久保田万太郎: 下町情緒描写の大家 ]
[ 久保田万太郎: 下町情緒描写の大家 ]

 1957年 (後列) 左から 久保田万太郎(劇作家)、緒方知三郎(医師)、
     (前列) 左から 西山翠嶂(日本画)、山田孝雄(国語学)、
  吉住小三郎(長唄) 
                                    【 提供:読売新聞社 】
[  川端龍子: 日本画における「会場芸術」の巨匠  ]
[ 川端龍子: 日本画における「会場芸術」の巨匠 ]

 1959年 (後列) 左から 丹羽保次郎(電気工学)、吉田富三(病理学)、
        (前列) 左から 小泉信三(経済学)、川端龍子(日本画)、里見ク(作家)
                                    【 提供:読売新聞社 】
[ 杉山 寧: 日本画を革新した天才  ]
[ 杉山 寧: 日本画を革新した天才 ]

 1974年 左から 江崎玲於奈(電子工学)、杉山寧(日本画)、橋本明治(日本画)、
  永田武(地球物理学)、石崎公成(免疫学)
                                  【 提供:読売新聞社 】
[ 山本丘人: 詩情溢れる日本画の巨匠 ]
[ 山本丘人: 詩情溢れる日本画の巨匠 ]

 1977年 左から 丹羽文雄(小説)、田宮博(細胞生理化学)、山本丘人(日本画)、
              櫻田一郎(応用化学)、中村元(インド哲学)
                                   【 提供:読売新聞社 】
[ 西川 寧: 書の巨人(書家として初めて文化勲章受章) ]
[ 西川 寧: 書の巨人(書家として初めて文化勲章受章 ]

 1985年 左から 円地文子(小説)、西川寧(書)、相良守峯(ドイツ語学、ドイツ文学)、
              和達清夫(地球物理学)、黒沢明(映画)
                                    【 提供:読売新聞社 】

環境委員会の 展示コーナーを 紹介!       ( スマホ対応 )   最終更新日:2013/09/26 by HA  



環境委員会では、「 エネルギーと環境問題を考える 」 と題した、ポスター展示を行いました。

【 内 容 】 は、
1. 福島第一原発事故により、原発の課題が解決しない限り、原発に依存したエネルギー政策の
  再構築は事実上不可能です。

2. 全発電量の約30%を占めていた原発に頼ることが出来ない中、
  2012年には火力発電(化石燃料、殆んど海外依存)が80%超となりました。
  夏場のエネルギー危機を乗り切りましたが、これはLNG等の輸入増の結果です。
  この輸入額は3兆円強増加となり 長期的に経済に重い負担となっています。
  エネルギーを安定適切に供給する 現実への対処法として、火力(化石燃料)及び
  2012年には3%に過ぎない再生可能エネルギー(再生エネ)で代替えしつつ、
  エネルギー需要を 技術革新やライフスタイルの転換、人口減などにより、中長期的に
  現状より減らした姿にしていくのが、現実的なエネルギー像の大枠であると考えます。

3. このため 環境負荷を軽減可能な化石燃料(例えばLNG)の確保と
  資源枯渇のない(太陽がある限り地球が存在し、地球上で絶えることのない)
  再生エネの開発(政策的支援を含めます)を急ピッチで進める必要があります。
  再生エネとは、太陽光発電、風力、バイオマス、地熱、中小水力です。

4. 小水力発電の実例として「江東区」では 東京都区内初の試み「マイクロ水力発電」の
  詳細調査を開始しました。区内3地点を選定し、再生エネを学ぶ環境学習施設として
  活用を予定しています。

5. 東京には、生命を育む豊かな雨が 使う量(約20億トン)より多くの量(約25億トン)が
  降ります。雨水を貯め活用するため、家庭で手軽に出来る 手作りの雨水タンクの制作実演を
  行いました。実演は毎日、各2回でした。いずれも講師に加え見学者の参加もあり、
  アンケートでは、実演は役に立ったと好評でした。

[  手作りの雨水タンクの制作実演  ]
[ 手作りの雨水タンクの制作実演 ]

6. 岩手県陸前高田市での雨水利用活動結果、被災地では特に有効であったことを
  パネルで紹介しました。

来場者は、台風の影響が心配されましたが、昨年よりやや少ない 480名強の 生徒と両親を
はじめ 多数の熱心な参加者があり、展示は ◎51%、○38% と好印象の評価を受けました。

[  熱心に聞き入るエネルギーと環境問題  ]
[ 熱心に聞き入るエネルギーと環境問題 ]

  
環境委員会  岡田宗久(58回)