去る3月28日に 定例の 常任理事会が
亀戸のアンフェリシオンにおいて開催され
ました。 主な議題は 寿会員の規約改定と
決算報告でありました。        
 寿会員制度の改定は、これまで 会員が
80歳 (傘寿) になりますと 会費が 免除
されるという規定を88歳 (米寿) にして
頂くというものであります。 これは私が
会長に就任以来、進めております財政の健
全化をまざす制度設計の一環であります。
卒業年度別の会費納入率を見ますと、50
回生から60回生の納入率が高いこと。 
しかも 今後の 新入会員 (高校卒業生) が
200人であり、中高一貫校になる以前に
比較して 半減していることから、傘寿をお
迎えになる会員の皆様に 今後とも 会費の
納入を 米寿まで 御願いするものです。 
この案件が 常任理事会で 可決されました
が、50回生の常任理事から十分に同期の
皆さまに説明して欲しいとの要望が出され
ましたので、この件は50回同期会に於い
て 財務状況など 具体的な数字をもとにご
説明したいと考えております。     







 二つ目の議案は平成25年度の決算報告
でありました。 正式な決算報告は 4月
21日の理事・評議員会を経て、7月13
日の定例総会に上程いたします。 会員の
皆さまから 約190万円の ご寄付を頂い
たこと、並びに 事務局経費を 大幅に削減
したことを主な要因として、当初予算では
約180万円の赤字でありましたが、これ
を僅かながら黒字で決算できる見込みです。
PCの Windows XP から Windows 7 への
事務局機能の移行も、岸田唯さん(63回)
のお陰で 特別低価格で 済ませることが出
来ました。              
 このように 我が淡交会は 多くの会員の
ボランティア精神によって運営されており
ます。 そこで本号では宇田川会報委員長
に特に御願いして、各種委員会を支えて頂
いております 委員の皆さんの 集合写真を
掲載して 頂くこととしました。  因みに
この委員会の会議に当たっては 交通費の
実費を支給するのみでありますので、文字
通り奉仕であることを お知らせ致します。



   






 現在、事務局は 鳥海征次、森元忠夫、
室賀五郎、岩崎美由紀さん達によって滞り
無く運営されていますが、「子を持って
知る親の恩」これまで、事務局を支えて
下さっていた前事務局長 外山三喜、羽鳥
雙六、小島基男の諸先輩のご苦労が 壮絶
であったことを 思い知らされ、感謝の念
に堪えません。
 ところで、昨年末発刊の『淡交会会報』
に折り込みで御願いしました「海外ホーム
ステイ支援募金」の件も、常任理事会でこ
れを推進することが正式に承認されました。
3月末で既に約200万円のご支援を頂い
ており、今年度の支援は十分に実行できま
す。 ご芳志に心より感謝申し上げます。
なお、この支援募金はこれからも継続的に
行わなければならない性質のものでありま
すので、何卒、宜しく御願い致します。 
 これとは別に、淡交会そのものの財政の
健全化は 会費納入率を 向上させることが
根幹であります。 淡交会会員の皆さまの
会費納入を切に願いまして、ご挨拶とさせ
て頂きます。