" 前 回 常 任 理 事 会 報 告 "         (スマホ対応)  作成日 : 2017/06/13    
    平成29年度 第1回 常任理事会 開催
日  時 :  平成29年 6月 5日 (月) 午後 6時 〜
会  場:  アンフェリシォン
出 席 者 :  48名
 ☆ 会議の議題と要旨・結果 ☆ 
    平成29年度第1回常任理事会が、6月5日(月) 午後6時からアンフェリシオン
    に於いて、48名の参加者を得て開催された。
    事務局より寺澤捷年会長(60回)を 議長とすることが 提案され、承認された。
 ○ 会 長 挨 拶 要 旨
    あと2年間 会長を引き受けることになったが、次期会長は5年程度 若い
    世代に引き継ぐことが望ましいと考えているので、ぜひ 皆様のお力添えを
    お願いしたい。 また、本日の審議事項である 淡交会の決算は 健全な状態で
    推移しており、今年度も 学校への支援を できる限り行っていきたい。
 ○ 新 常 任 理 事 の 委 嘱
    新常任理事として、中込 巡さん(66回)、斉藤正行さん(67回)の
    2名が推薦され、会長から 委嘱状が授与された。
    中込さんからは 「 淡交会活動の お役に立てるように 力を尽くしたい 」
    との挨拶が、斉藤さんからは 「 学校創立80周年の頃から 淡交会と
    かかわり、資料室委員、会報委員などを務めた。 一時的中断はあったが、
    これまでの経験を生かしてお役に立ちたい」 との 挨拶があった。
 新 常 任 理 事  お 二 人 
☆ ☆ 中 込 さ ん ( 66回 ) ☆ ☆
☆ 中 込 さ ん ☆
☆ ☆ 斉 藤 さ ん ( 67回 ) ☆ ☆
☆ 斉 藤 さ ん ☆
  ■  審 議 事 項  
  (1) 平成28年度事業報告及び 一般会計決算確定報告並びに 監査報告について
    森元事務局長から資料に基づき以下のような報告があった。
    平成28年の事業については、総会、新年会、各委員会活動等ほぼ例年通りであった。
    9月に開催された両国祭においては、989名の 過去最高の入場者数を記録した。
    10月の東京校歌祭では、合唱参加者数 82名と盛り上がり、淡交フィルの協力出演
    もあって 大変好評を博し、トリの面目を保った。
    平成28年度決算については、4月18日に 会計監査を実施し、監事から承認を得て
    いる。 決算結果は、収支差額が 174万円の黒字となった。 これには 会費収入と
    寄付金収入が 予算を上回ったことや 経費削減に努めた結果が寄与していると考え
    られる。しかし、海外ホームステイ募金の収支差額41万円、奨学金返済の未振替分
    72万円が含まれているので、一般会計の実質的黒字額は 約60万円となる。
  (2) 平成29年度事業計画及び 一般会計予算 (案) について
    森元事務局長から資料に基づき以下のような報告があった。
    事業計画は ほぼ例年通りであるが、東京校歌祭は 会場が変わって、今年は荒川区の
    サンパール荒川 で開催される。
    予算は、収入は硬めに、支出は 現状維持を基本に 立案した。 収入面では、寄付金
    収入は 昨年の80%に、奨学金返納収入は 昨年の60%に見積もった。 しかし、
    前年度繰越金が 増加したこともあって、繰越金を加えた 収入合計は ほぼ昨年並み
    となっている。 一方、支出は ほぼ前年並みに見積もり、収支均衡予算 とする
    ことができた。
    議案 (1)、(2) に関して、ここで 次のような質疑応答がなされた。
    問: 海外ホームステイ支援募金は 昨年度53万円に達し、繰越金額は300万円
       を超えているが、この資金の有効活用を 何か考えているか?
    答: 中学生は、海外ホームステイのために積み立てを実施しているので、資金
       援助は あまり必要ないようである。 また、この資金を別途目的で使用する
       となると会則の変更が 必要になる可能性もあり、この資金を 別途 有効活用
       することは 今後の 検討課題と考えている。  (森元 事務局長)
       学校が 寄付を受けるということは、東京都の 会計システムの中でなされる
       べき という縛りがある。 学校としては、過度な支援を受け難いということ
       があるようで、海外ホームステイに関し 現状を大幅に上回る援助をすること
       は 難しい。 今後、学校側が 問題なく受けられるような 支援を考えたい。
                                     (寺澤 会長)
     ○ 以上で、第一号議案、第二号議案は 全会一致で 承認された。

  ■  報 告 事 項  
  (1) 役員の留任について、
     事務局長から寺澤会長、大床副会長、植村副会長、佐藤監事、
     末益監事の留任の報告があった。

  (2) 奨学金基金の現状、海外ホームステイ支援金特別会計、一般会計の基礎的収支
     事務局長から、(参考資料)に基づき以下の報告があった。
      Θ 奨学金はこの4年間 新たな申し込みがない。 現在、奨学金を返済中の人が
        20名、返済開始に至っていない人が 7名である。
      Θ 海外ホームステイ支援は、昨年、一人3万円の支援を4人に対して行い、
        合計支援額は 12万円であった。 また、支援金の次期繰越金は
       約326万円となっている。
      Θ 一般会計の基礎的収支【(経常収入+事業収入)―(経常費+事業費)】
        一般会計の基礎的収支は、平成27年度 プラス11万円、平成28年度
        プラス12万円 と 健全に推移している。
  (3) 各 委 員 会 か ら の 報 告
   Θ 環 境 委 員 会    ( 岡田 宗久 委員長 (58回) )
    両国祭展示は、このところ“地球環境とエネルギー問題を考える”をテーマとして
    おり、今年はその7回目となる。 パリ協定からの アメリカの離脱表明には
    戸惑っている。来週 環境委員会を開いて 両国祭の展示に対する 委員会の態度
    について 議論する。
☆ ☆  岡 田  宗 久  委 員 長  ( 58回 ) ☆ ☆
☆ 岡 田 宗 久 委 員 長 ☆
   Θ 資 料 室 委 員 会    ( 室賀 五郎 委員長 (60回) )
    “資料室レポート”は例年通り総会当日に合わせて発行する。また、9月の両国祭
    展示は 『" 今、なぜ河合栄治郎か "』 のタイトルで、左右どちらの全体主義にも
    屈しなかった 「河合栄治郎」 を取り上げる。
☆ ☆  室 賀  五 郎  委 員 長  ( 60回 ) ☆ ☆
☆ 室 賀 五 郎 委 員 長 ☆
   Θ 会 報 委 員 会   ( 宇田川 勝明 委員長 (63回) )
    会報78号を 5月20付で発行した。本号の表紙インタビューを飾った東大大学院
    教授の 井上達夫さん(70回)は、法哲学者であるが、最近は、憲法問題に関する
    発言が多く、独自の持論を展開している。 読者の皆さんが この記事をきっかけと
    して、憲法に 関心と理解を 深めていただければ 幸いである。
☆ ☆  宇 田 川  勝 明  委 員 長  ( 63回 ) ☆ ☆
☆ 宇 田 川 勝 明 委 員 長 ☆
   Θ W E B 委 員 会    ( 石田 素美 委員 (77回) )
    WEB委員会では、淡交会の HP (ホームページ) と FB(フェイスブック)を
    開設・管理している。 HPでは、会報の記事も 順次掲載している。 会報と違って
    長さの制限がないので、会報では やむを得ず削った部分も 見ることができる。
    また、FBは 閲覧者の数が 1,000人を超えることも 多い。
☆ ☆  石 田  素 美  委 員  ( 77回 ) ☆ ☆
☆ 石 田 素 美 委 員 ☆
  (4) 淡交フィルからの お知らせと お願い
     淡交フィルの 第60回 定期演奏会が 7月23日(日)に、めぐろパーシモンホール
     において 開催される。 ぜひ 多くの皆様に お越しいただきたい。 また、合唱へ
     の参加 ( 特に男性 ) も お願いしたい。  ( 長谷川 英一 会長 (72回) )

  ― 以上 ―               
 ◎ 次回常任理事会日程 : 平成29年11月27日(月)  於: アンフェリシオン
                  会議終了後、忘年会 開催予定
 淡交会事務局