■   ア メ リ カ 語 学 研 修 を 終 え て

社　会　科　(公民科・中学３年学年主任、担任)　　武田　聖 　去年に引き続き、今年の８期生も７月２１日(火)から３０日(木)までの９泊１０日間、 アメリカ合衆国は ユタ州プロボ市に ホームスティと 大学における語学研修に行ってきました。　 残念ながら 体調不良で一名、進路の事情で一名の 二名が欠席しましたが、 残る１１８名は それぞれの保護者の皆さんと 淡交会の皆様の支えにより、有意義で かけがえのない体験をして帰国することができました。　この場をお借りして、皆様に心からの感謝を申し上げます。 【 ここでは以下に語学研修の概略と 生徒の様子をまとめてみました。】 【７月２１日 (火)】 　この日は 午後１時４５分に成田に集合、出国手続きをして、カウンターに荷物を預ける と 午後４時４５分には 成田を出発しました。 　シアトルについたのが 同じ日の午前１０時前で、約１５時間の空の旅でした。 シアトルか らソルトレイクへ 国内線を乗り継ぎ、 ソルトレイクからバスで約一時間かけて、ブリガムヤング大学 (ＢＹＵ) の駐車場につい て、緊張のホストファミリーとの対面を果たし、 それぞれの家に向かったのは 現地時間で午後６時半頃でした。 ブ　リ　ガ　ム　ヤ　ン　グ　大　学　の　駐　車　場　に　て ブリガムヤング大学の駐車場 【７月２２日(水)〜２３日(木)】 　この二日間は大学における語学研修が中心であったが、初日はスタートであることから 歓迎式典、ESL carnival と呼ばれる導入のゲームで気持ちと身体を慣らしてから カフェ テリアで バイキング式の食事を楽しみ、午後からはプラネタリウムなどの大学施設を見 学し、科学の実験の授業に参加した後、ファミリーの 迎えの自動車で帰宅。　二日目か らは 午前に 本格的な English Lesson が開始、昼食後、バスに乗ってクラス毎に パイオニア博物館や消防署、ブライダルヴェールの滝など 市内見学をした さ　ま　ざ　ま　な　 飾　り　を　身　に　付　け　て さまざまな 飾りを身に付けて 【７月２４日(金)〜２６日(日)】】 　この三日間週末を生徒はファミリーと過ごした。　２４日は州立記念日だったので、 都心ではバレードが行われていて、その見学をしたり、ロデオやプール公園、アウト ドアでＢＢＱと様々にファミリーと楽しんだ。　２６日は日曜なので教会に出かけた 生徒が多かった。 【７月２７日(月)〜３０日(木)】 　２７日と２８日は午前中、English Lesson、講義や市内見学、大学購買部でお土産購入 タイムなどを取り、２８日夕方からは Utah Valley Convention Center に移動して、ホス トファミリーを招待して感謝の気持ちを伝える Farewell Party の準備と本番だった。　今年もテーマは『日本の夏祭り』、甚平や浴衣、祭り半纏などに着替えてファミリーをエスコー トして会場入りして、すきやきソングこと「上を向いて歩こう」の 日本語・英語バージョンの合唱やソーラン節ダンスを 披露して、大いに盛り上がった。 感　謝　の　気　持　ち　を　伝　え　る 感謝の気持ちを伝える 　そして宴が終わると、生徒達はファミリー達と帰宅、もう帰国前日となっていた。 ２９日は寒いくらいの温度の中を午前５時半、大学に集合して、それぞれが見送りに来た ファミリー達と名残を惜しみながら、帰国の途についた。　 たどり着いた東京は とんでも なく蒸し暑かった。 み　ん　な　で　 楽　し　く　昼　食 みんなで 楽しく昼食 【二学期】 　生徒達は、周囲の支えで実現できたこの語学研修を 自分達の学習の中に位置付けるため に、事後学習レポートをまとめ、これを文化祭に企画展として出品した。　また、テーマ ごとに分担してプレゼン発表を行い 自分達がした体験の一部を英語で表現した。 　１０月にはこの発表をもとにした報告会を 別に設定し、続く後輩達に励ましの言葉をおく ることができた。